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内科
内科一般を診察しています。風邪や発熱・胃腸障害・喘息・アレルギーといった日常よくみられる病気から、高血圧・高脂血症・肥満などの生活習慣病、甲状腺疾患、呼吸器疾患(喘息や肺気腫)など幅広く診察いたします。物忘れ・不眠・睡眠時無呼吸などのお困りの症状、健康診断で再検査が必要となった場合も対応いたしますので、お気軽にご相談ください。
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風邪
まずは症状をお伺いします。診察後に必要であれば血液検査・レントゲン等も検討します。インフルエンザやコロナといったウイルス感染症と似たような症状を呈することもあり、心配な際はご相談ください。また胃腸炎などにも対応します。
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高血圧症
高血圧は日本人に多い病気の一つで、日本人の1/3が高血圧に罹患しているといわれています。成人の家庭血圧の目標値は125/75mmHg以下です。ご家庭で、常時この数値を上回る場合は高血圧症の可能性があります。高血圧症にはホルモン異常などの原因がある2次性高血圧症と原因が不明である本態性高血圧症があります。採血検査等で診断をつけ、血圧コントロールを行います。高血圧は無症状であることが多いですが、放置すると動脈硬化を助長する代表疾患の一つであり、厳格なコントロールが不可欠です。
脂質異常症
血中のコレステロール値が異常値を示す病気です。脂質異常症は、高血圧・糖尿病と並ぶ生活習慣病の一つです。血中の脂質量が多いと全身の血管が損傷を受け、動脈硬化をきたし、心筋梗塞・脳梗塞・糖尿病・肥満へつながる可能性があります。血液検査を行い、必要に応じて食事運動や薬物療法を行います。以前は悪玉コレステロール(LDL)が主な治療ターゲットでしたが、近年は中性脂肪なども治療ターゲットとなり、より厳格な治療が可能となっています。
高尿酸血症
高尿酸血症とは、血液中の尿酸値が高い状態のことです。尿酸が高い状態が続くと、体内で結晶を作り、足先や関節などに溜まるようになります。そして炎症が起こり、激烈な痛みや発赤・腫れなどを伴う痛風発作を起こします。高尿酸血症は、食生活や飲酒などの生活習慣と密接に関連していると考えられています。他の生活習慣病とも関連しており、早期の治療が重要となります。
肥満
体重を減らしたい…と思っても簡単にはいかないのが肥満治療です。肥満は非常に怖い病気です。放置すると、糖尿病・脂質異常症・高血圧・睡眠時無呼吸症候群を引き起こし、将来的には脳梗塞や心筋梗塞など非常に怖い病気へとつながってしまいます。まずは健康状態を確認して、肥満を助長する原因疾患がないかを確認します。
また、自費診療での薬剤投与も効果的です。是非ご相談ください。循環器内科
循環器内科とは、主に心臓や血管に関する疾患を専門に診察する科です。高血圧症・心不全・虚血性心疾患(狭心症・心筋梗塞)・不整脈・弁膜症・閉塞性動脈硬化症(足の動脈硬化)などが代表疾患です。心・血管疾患は命に直結することもあります。下記の症状でお悩みの際はお気軽にご相談ください。
このような症状が
ある方はご相談ください- 血圧が気になる
- 足がむくむ
- 少し運動しただけで、息切れや胸の苦しさがある
- 歩くとふくらはぎが痛む
- 動悸がする・脈が一定でない・脈が抜ける
- 検診で異常があると言われたので、相談したい
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むくみ
むくみが出る疾患は数多くありますが、心疾患もその代表疾患の一つです。一般的なむくみは血液の流れと関わりがあります。血液の流れは、心臓をスタート地点として、血管を通して全身へ酸素や栄養を輸送したり、いらなくなった老廃物を運び出したりしています。その中で心臓が原因でむくむ状態のことを心不全と言います。診察、心電図やレントゲン、心臓超音波、採血で診断をつけ加療を行います。心不全は命に直結する可能性もある疾患のため、丁寧な検査・加療が必要となります。
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胸苦・胸痛
胸苦・胸痛を伴う疾患は様々なものがあります。その中で命に直結してしまう可能性があるのが狭心症・心筋梗塞・心不全といった心疾患が代表的です。いずれも問診・診察、検査で迅速・正確に診断をつけ、さらなる精査・治療につなげることが非常に大切です。胸苦・胸痛を自覚されたときには、お早めにご相談下さい。
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動悸・脈が抜ける
心臓のリズムが乱れた状態を不整脈といいます。不整脈自体は珍しいものではなく多くの人にみられる症状です。ただし、頻度や種類によっては危険な不整脈もあります。また、貧血や甲状腺疾患も一因となることがあります。診察や採血、12誘導心電図、ホルター心電図(24時間心電図)等で精査を行い、診断に基づいた治療を行います。
息切れ
息切れを伴う疾患は、呼吸器疾患(肺気腫などの慢性閉塞性肺疾患)や、心疾患(狭心症や心不全)が代表的です。診察、胸部レントゲン、採血などで診断し、場合によっては心臓超音波や呼吸機能検査も行います。いずれも重症化する危険性がある疾患であり、早期の診断・加療が必要です。
糖尿病内科
糖尿病とは、膵臓で作られるホルモン(インスリン)が不足、または十分インスリンが分泌されているのもかかわらず効果が減弱し、血液中の糖濃度が上昇する疾患です。高血糖状態が続くと、血管・神経・腎臓・目など全身の血管に障害を与える合併症を引き起こすだけでなく、癌や認知症の発症リスクを高めます。そのため糖尿病は「早期発見・早期治療」が重要となります。しかし、糖尿病はほとんどの場合無症状のことが多く、気づかない内に進行していることがある怖い病気です。
糖尿病の代表的な合併症
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①糖尿病性網膜症
網膜には毛細血管が分布しています。糖尿病によりダメージを受けて、その血管が詰まったり破れたりする疾患です。初期には自覚症状がなく、進行すると視野の中に糸くずや蚊のようなものが見える、視野に黒いカーテンがかかったように見える、視力が突然低下するなど症状が現れます。まれに失明につながることもあり、早期発見・治療が大切です。
②糖尿病性神経障害
人間の体には様々な神経があります。糖尿病により神経の周りの血管がダメージを受けたり、神経自体の性質が変わってしまい、立ち眩みや排尿障害、手足の痺れなどが症状として現れます。神経障害が進行し重症化すると、足の痛み・温度感覚が完全になくなり、潰瘍や下肢切断をきたす原因になることもあります。
③糖尿病性腎症
腎臓は、血液をろ過して体にたまった老廃物や不要な水分を出す働きがあります。糖尿病によりその働きが壊れ、腎機能障害を呈します。早期の段階ではほとんど症状なく腎機能障害が進みます。そのため、後々に水分や電解質の体内バランスをうまく調整できなくなり、全身のむくみや血圧上昇、倦怠感などといった症状が現れます。最終的に末期腎不全の状態に陥ると、透析導入や腎移植を必要とします。
④狭心症・心筋梗塞・脳梗塞・閉塞性動脈硬化症
高血糖状態が長期間持続するとついに大きな血管も障害を受けます。冠動脈(心臓の大血管)が狭窄・閉塞する狭心症・心筋梗塞の場合は、典型的には胸を掴まれるような胸痛を認めます。脳梗塞の症状は多岐にわたりますが、手足の自由が利かない・話しにくい(呂律が回らない)などの症状が出ることもあります。いずれも非常に危険な疾患で命に直結したり、麻痺などの後遺症が残ることがあります。また、閉塞性動脈硬化症は下肢の動脈が狭窄・閉塞する疾患で、歩行にしていると徐々に痛み(跛行)を認めます。いずれの疾患も正確な診断を行い適切な治療が非常に重要です。
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